2019/02/06
かみさんの希望だったお伊勢さん参拝へ
伊勢神宮の混雑予測で今日は「普通」だったのでこの日に決定したけれど
現地の天気は生憎の雨予想
今一つ気分は下向き矢印、しかし電車移動です景色を眺めながら酒が飲める、雨は受入れよう上向き矢印
近鉄名古屋駅を8:10発の特急で一路伊勢市へ
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松阪を過ぎたあたりから車窓の外は雨、天気予報は良く当たるもんです
ここは午後から晴れの予報も当ってほしいものです
近鉄「伊勢市」駅到着は9:50
外宮行のバスは行ったばかり、目と鼻の先の外宮前までひと歩き
1.5
駅から外宮前までは徒歩10分程で到着、バス駐車場はガラガラ、海外からの観光客も見当たらない
意外にも空いている、混雑予測は信用できそうですよ
今日は急かされる事無く静かに参拝出来そう
1.7
静まり返った参道に玉砂利を踏みしめる音だけが響く
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その先に雨で霞む豊受大神宮(正宮)が見えてくる、神聖な空間というか空気が漂う
昨年一年が平穏に暮らせた事に感謝し参拝
『豊受大神宮』
祭神 / 豊受大御神、衣食住、産業を司る
創建 / 478年(雄略天皇22)
唯一神明造りと呼ばれ、茅葺屋根、桧の素木を用いた切妻・平入りのシンプルで直線的な高床式社殿
20年に一度、古来より現在に続く式年遷宮が行われ、宮地変えを行い社殿や神宝を作り替えます
宮大工等の伝統技術を継承する意味からも重要な式典でもあります
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上段右『多賀宮』
亀石を渡り、左の小高い丘に続く98段の石段を上った頂きに鎮座します
祭神 / 豊受大御神荒御魂  
創建 / 478年(雄略天皇22)
上段左『風宮』
石段の手前左側に鎮座
祭神 / 級長津彦命、級長戸辺命  風雨を司る
創建 / 1293年(正応6)別宮に昇格
下段左『土宮』
石段の手前右側に鎮座
祭神 / 大土乃御祖神  宮域の地主神、宮川堤防の守護
創建 / 1128年(大治3)別宮に昇格
下段右 外宮入口に掲げられた外宮域案内図

外宮の4つの別宮のうち「月夜見宮」は北御門から「神道通り」を西に向かいます
3.5
「神道通り」は神様が通る道とされ、北御門前に建てられた道標と提灯が導いてくれます
雨は止んでくれませんね、肌寒く感じます、スキットルから酒をちびちび、暖を取ります
それにしてもかみさんの歩くペースは速い、御朱印パワーなのか?
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上段左『月夜見宮』鳥居
北御門から10分程歩いた突き当りです
下段左『月夜見宮』
祭神 / 月夜見尊、月夜見尊荒御魂 夜の神、月の神  
創建 / 1210年(承元4)別宮に昇格
上段右『月夜見宮』神域の左隅の古木の前に鳥居、その先にお狐様が
御朱印を書いて頂いている際に尋ねたところ、「お稲荷様です、地元の方が祀られたもので直接関係はない」との事
下段右 参道にはちらほらと梅も咲き始めました

想定していた時間よりは快調に巡れていますがそれにしても冷たい雨です
ここから歩いて5分程にある伊勢うどん「山口屋」を目指すことに
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山口屋へは11:20分到着、素朴なうどん屋の趣
暖かい店内、壁には色紙が多数飾られていて、メディアにも多く取り上げられるお店です
伊勢うどんのバリエーションが豊富で、伝統的な製法に拘った伊勢うどんを提供してくれます
揃って月見うどん(@600)を注文、一見辛そうに見える黒い汁ですが全くそんなことはありません
鰹の効いた出汁とふわふわの麺に卵が全体をマイルドにしてくれます
何より暖かいのが嬉しい、美味しく頂きました
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体も暖まったところで次の目的地、外宮と内宮の中間にある倭姫宮を目指します
一路、伊勢市駅に戻りバスで向かいます

外宮 / 三重県伊勢市豊川町
月夜見宮 / ​三重県伊勢市宮後1丁目3−19
山口屋 / ​三重県伊勢市宮後1丁目1−18