尾張のおじさんblog

こんにちは 地元名古屋を中心に身近な神社・仏閣、地元の歴史や街並みを紹介していきます

2017年09月

六所神社

家康生誕の地、岡崎に鎮座する

岡崎ICから県道477号線を名鉄東岡崎駅方向に向け走ると左手に赤い鳥居が見えてきます

そこを左折する、そこは既に六所神社参道
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 1.駐車場は二の鳥居手前にあります

2.二の鳥居から一の鳥居を眺める。両脇の松の参道、赤い一の鳥居の前を赤い名鉄電車が横切る、見慣れない情景です

3.二の鳥居から境内、手入れされた木々が境内を覆う

4.二の鳥居の右手に手水舎、5.正面には神場が祀られる

6.境内左の国指定文化財案内板
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神馬の右手には急な石段、その先には朱も鮮やかな

7.楼門(重要文化財)が眼前に迫る

楼門は德川家光の命により1688年(貞享5年)建てられたもの

8.楼門扁額と色鮮やかな軒下9.

10.正面には更に豪華に彩られた拝殿が見える

11~13楼門に施された色彩豊かな彫飾りは一つ〃じっくり見ていきたい
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13.楼門は今年修復修理が行われたばかり、目の覚める色合いで迎えてくれます
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 14.拝殿前の狛犬、背景の彩が強いだけにとっても普通に見えてしまう
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15.16拝殿

1634年(寛永11年)に創建との事です(重要文化財)

17.葵の紋と拝殿内

御祭神 / 塩土老翁命・猿田彦命・衝立船戸命・太田命・興玉命・事勝国勝長狭命

創建 / 655~661年(人皇37代斎明天皇)の創立と伝えられている 

18.朱と黄金色が浮き立つ豪華な拝殿です

19. 本殿(左)と幣殿(中央)拝殿(右)が一体となった権現造りの全景

20.本殿から拝殿を見る
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21.拝殿左にある神楽殿

22.神楽殿の右に平成12年に鎮座した三晃大黒社、中には立派な大黒様が微笑んでいる

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23.~25拝殿の破風飾りと26.神楽殿の破風飾り

27.葵の紋の入った黄金色の吊り燈籠、豪華です

28.拝殿左には家康の手形が置かれています、おっさんの手と比べると意外に小さい
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 29.30.拝殿右の境内にある「母子犬銅像」、安産を祈願し銅像を撫でると叶うと云われる

31.社務所(手前)から楼門の眺め、その奥には現在修復中でシートに覆われた神供所

32.社務所裏側の石垣、苔むした姿に魅かれて写真に収める

33.六所神社由緒書きと34.岡崎市指定文化財の案内板
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35.36六所神社は現在修復修理中、訪れた当日は神供所が修復中で見る事は出来なかった

再度訪れたいものです
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御朱印

岡崎 六所神社
住所 / 愛知県岡崎市明大寺町耳取44
tel /  0564-51-2930

公式WEB

アクセス / 東名高速道路 岡崎ICより約10分又は​名鉄東岡崎駅下車徒歩10分


『玉根社』
氷上姉子神社の正面鳥居から北へ5分程下った道路脇に社はあります
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氷上姉子神社へ続く道路の左脇には由緒書きが掲げられている
後方は熱田神宮大高斎田(上段左)
道路の反対側には元宮へと続く参道入口(上段右)
道路から玉根社参道の先に社を見通せる
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道路脇の玉根社由緒書き(上段)と参道中ほどの石灯籠
参道には落ち葉が舞い落ち秋の訪れを感じます
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木々に覆われた玉根社と参道左にあった手水石、その左手には民家が迫っている
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『玉根社』
御祭神 / 少彦名命
医薬・酒造りの神様でこの地では信仰が厚い、古墳の跡に鎮座しているともいわれています


『大高斎田』
交通網整備により縮小された杜の一画、玉根社の脇にあるのが大高斎田
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朝陽に照らされ黄金色に色づいた稲穂の上をトンボが飛び交う
毎年6月第4日曜日に古式豊かに御田植祭が行われる
揃いの衣装で田植歌に合わせて田舞を奉納し田植えをするもの
9月28日の抜穂祭は稲を取り入れる祭りが行われ
収穫米は熱田神宮の本宮、各社の年間の祭典用神饌として供えられるそうです
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抜穂祭を前に稲は実りを迎えているようです、今年の出来は如何なものか
この斎田が全てを賄っていると思うと出来具合は気になるところです
斎田の先には高速の高架が見えています

玉根社
住所 / ​愛知県名古屋市緑区大高町常世島6


かみさんから「台風が来る前に岡崎行こう」との提案
工程を聞けば結構タイトな弾丸ツアー

急遽燃料補給し高速に乗る、相変わらず・・・・・車間の取れない車が多い事
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岡崎ICを降り「家康お膝元徘徊ツアー」のスタート
1.「六所神社」修復を終え艶やかな姿です、参拝、御朱印と慌ただしい、神社用御朱印帳の残りが・・・(上段左)
2.「龍城神社」岡崎公園に鎮座(上段右)
3.「岡崎城」家康生誕の地(下段左)
4.「伊賀八幡宮」松平家の氏神(下段右)
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5.「強国稲荷社」伊賀八幡宮に隣接(上段左)
6.「大樹寺」松平家・徳川将軍家の菩提寺、三門の先には岡崎城天守が覗える(上段右)、寺用御朱印帳の残りも・・・セーブせねば
7.「滝山寺」1300年前の古刹(下段左)、御朱印は宝物館で書いて頂けるようです
8.「日吉山王社」滝山寺の後ろに鎮座、1122年近江日吉神社より勧請(下段右)
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9.「滝山東照宮」滝山寺の右に鎮座、1646年、3代将軍家光公の創建、日光東照宮・久能山東照宮とともに「日本三大東照宮」のひとつ(上段左)、御朱印は土日のみの様です
10.「観音堂」.滝山寺三門の道路沿いに祀られる(上段右)
11.「奥殿藩陣屋跡」1707年奥殿藩4代藩主乗真により大給(現在の豊田市)から移築した事から始まる(下段左)
12.「熊野神社」奥殿藩陣屋跡からほど近くに鎮座(下段右)
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13.14長い歴史を持つカクキュー八丁味噌(上段左)とまるや八丁味噌(上段右)
15.風情のある八丁蔵通り(下段左)
16.八丁蔵通りに面した光国寺(下段右)
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17.八丁みそソフト、塩キャラメルに通じる味わい(上段)
18.丸銀商店  台湾まぜ銀(太麺でこってり、後から辛みが来る)、豚骨しょう油らーめん(細麺で豚骨スープベースで醤油の風味が強い)

かみさんの行きたいところは全てまわりきれたようです
其々の移動のロスタイムも少ない事が良かったのかな
おっさんの印象は台風前に慌ただしく駆け回った弾丸ツアー
余談  伊賀八幡宮で御朱印帳は裏に書いて頂いても失礼はないのか聞いてみた
     裏写りさえ気にしなければ 「OK」の様です
     お出かけ前には残りページを確認し、新しい御朱印帳を持っていきましょう
     
     名古屋IC発9:00~帰着16:00
     歩行数 10,891歩
            歩行距離7.6km

氷上姉子神社の鳥居、その前の道路を挟んだ向かいに『元宮』の鳥居があります
杜の中に参道が続きます
鳥居から『神明社』を経て『元宮』まで歩きます
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木洩れ日のさす早朝の杜、爽やかな風を感じながら緩やかな登り勾配の参道が続きます
まもなく道は二つに分かれ、舗装された左の道へ向かいます
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やがて参道右手の一画が開け、奥に社が見えます『神明社』になります
御祭神 / 天照大神
中世以来、伊勢信仰が流布,各地にあった伊勢神宮の御厨、御園などを拠点として御師の活動とともに勧請、分祀した社。
神明社・神明宮とも言われるようで、神明社はこの地方ではよく見られます
さあ参拝を済ませ元宮へ行きましょう
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神明社からしばらく歩くと更に開けた場所に辿り着きます
杜に包まれ木洩れ陽の中、ポツンと社と「宮簀媛命宅跡」と記された石碑が佇んでいます
『元宮』到着です

尾張氏の乎止与命の子、建稲種公・宮簀媛の館跡で690年(持統天皇4年)まで氷上姉子神社の鎮座地とされます
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御祭神 / 宮簀媛命(日本武尊の妃)
日本武尊亡き後、宮簀媛命に託された草薙剣をこの地から熱田に社地を定め、剣を奉斉鎮守したのが熱田神宮の始まりと言われる

木々に包まれた広々とし空間、ベンチに腰掛け周囲を見渡す
早朝ながら参拝に訪れる方が絶えない氷上姉子神社に対し、元宮で参拝の方に遭遇した事はない
交通の要所が間近にありながら静寂に包まれ、ゆっくりと時は流れていきます

氷上姉子神社 【元宮】愛知県​名古屋市緑区大高町一色山4
アクセス / JR東海道本線「大高」下車徒歩30分

名古屋市緑区大高町火上山に鎮座する氷上姉子神社は熱田神宮摂社として
古くから「お氷上さん」と呼ばれ親しまれている、尾張氏の祖神として、広く知られ崇敬と信仰を集めています
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火上山を南北に縦断する木々に包まれた道路を登り切ると左手に社標(上段左)と史跡散策路の案内板が見えてきます
左には由緒の書かれた碑がありその横は重厚な木製の一の鳥居と参道があります
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緑に包まれ苔むした一の鳥居、参道脇の両側には木製灯篭が境内まで続く
風が心地いい
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木々に包まれた参道を灯篭を眺めながら歩く、参道は左に折れ視界が開け境内が見えてきます
車の方はここが駐車場となります
二の鳥居の先には拝殿、鳥居左に手水舎、社務所の配置(上段)
鳥居右手には祭典の案内板が掲げられています
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鳥居左の手水舎(奥は社務所)、朝日が差し込み龍も輝いています
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鳥居から尾張造りの拝殿正面と本殿の眺め
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シンプルな破風飾り(上段)と扁額(下段左)、吊り灯篭の施された回廊から拝殿の眺め
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拝殿内全景(上段)と壁には鷹絵馬(下段左)がずらりと掲げられています、正面には云われも掲げられています

創建 / 195年(仲哀天皇4年)乎止与命(おとよのみこと)の館趾の地に創建と伝えられる
御祭神 /  宮簀媛命(みやすひめのみこと) 【日本武尊の御妃】
境内末社  / 元宮 宮簀媛命、神明社 天照大神、玉根社 少彦名命
境外末社  / 朝苧社 氷上老婆霊
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拝殿横からの本殿と灯りの残る五七桐の紋の入った灯篭、菊紋の入る提灯の白も木陰を背景に冴えている
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神と共に子供が戯れ、親しみを持ってもらう意図からでしょうか、境内右には手作り感満載の輪投げが置いてあります
名古屋市教育委員会の解説板
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手水舎の左手から御手洗池へ、小さな案内板横の階段を少し下った左手、周囲をフェンスで囲われた木陰の下に御手洗池はあります
「伸びる早苗は御手洗池の清き心をそのままに」
こから少し下った場所の熱田神宮斎田をも潤していたのだろうか
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昨年のものですが、かみさんが頂いた御朱印を載せておきましょう


『氷上姉子神社』
所在地 / ​名古屋市緑区大高町火上山1-3
アクセス / JR東海道本線「大高」下車徒歩20分

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