尾張のおじさんblog

こんにちは 地元名古屋を中心に身近な神社・仏閣、地元の歴史や街並みを紹介していきます

2019年08月

『さかた菓子舗』
以前は松本市内にあって、地元では「おやき」の美味しいお店と知られています
久し振り訪れて見ると現在は安曇野に移転したようです
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山も迫り、麓には田園風景が広がり、移転先の長野県安曇野市穂高有明はとても長閑な土地柄です
右隣の安曇野アートヒルズミュージアムでは、ガラス工芸の体験もできます
今回はおやき目的なので寄りませんが、息子達が作ったコップや箸置きは今も健在
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ほたか
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店舗前の駐車場は結構な台数駐車できますが、駐車しているナンバーは地元ばかり
その事からも地元では親しまれている事が分かります
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こちらの「おやき」はスキーバスでドライブインによって食べていた皮の分厚いものとは一味違うものです
具はたっぷりと詰め込まれ、皮は薄く手包みだからこそ可能なのかも
おやきのラインナップは6種類、こねつけは2種類
さて何にするかナ、悩むことなく野沢菜でしょう
かみさんは?・・・・・決めきれない様です

保存食として「おやき」ですが、アツアツをその場で食べてしまうか
なるべく早く食べた方が美味しく頂けます

決まった?
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結局は野沢菜二つとなり、店内のイートインコーナーで食べていくと伝えると、奥から出来立てを出してくれました
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薄い小麦粉で作られた皮は良い感じて焼き目が入り、パリッとした食感の中にたっぷり入った野沢菜
の甘しょっぱい素朴な風味が広がります
やはり定番はこれです

何やら紙包を持つかみさん、「こねつけ」のくるみみそをテイクアウトした様です
小麦生地の「おやき」に対し、「こねつけ」はご飯生地なので柔らかい食感
山を散策する際のおやつとしてテイクアウト、ザックに放り込みおやつタイムで美味しく頂きました
味噌の風味とクルミの食感は散策のお供にいいのかも

おやきも好みが分かれるところでしょう、我家の「おやき」はここかな?

さかた菓子舗
住所 / 長野県安曇野市穂高有明8177-3
Tel / 0263-88-2737
定休日 / 月・火
営業時間 / 10:00から
アクセス / ​安曇野インターから県道495号線経由、県道25号線で25分程
      「​そば処 時遊庵あさかわ」から​車で5分程

少し早い秋を探しに、暑い街を抜け出し高速をひとっ走り
長野県は安曇野市穂高までやってきました
木陰に入ればとても涼しく気持ちがいい
ここまで来たら蕎麦を食べない訳にはいかない
食べに行こうセ
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久しぶりの安曇野はスキーや登山で訪れていた当時の風景が広がっています
ここは安曇野市穂高有明、この遥か先には雲が無ければ常念岳が望めるはずですが
生憎雲が湧き山は雲隠れ
目的の蕎麦屋さんに向かう道沿いの栗林には見事な栗が実っています
秋の味覚だよね
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 コキアと秋桜、そして熊出没注意!・・・・・出るわなぁ
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到着です
左の木々に囲まれた一角が「そば処 時遊庵あさかわ」
見ての通り一番近い駐車場は満車、この手前では細い通りに駐車場待ちの車が数台並んでいます
一番離れた駐車場に停めて大正解です
出来た当初はここまで混む事もなく、静かで落ち着いた穴場的なお店の印象でした
今や他府県ナンバーの車が溢れる人気店になったようです
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緑に包まれ落ち着いた佇まいの店舗入口
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まだ開店直後だと言うのに、店内は順番待ちの人で座る場所もないほどの賑わい
まずは順番表に記名を済ませ、店舗裏の散策路で時間を潰す事に
待ち時間は1時間程との事
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 店舗裏側の散策路
広大な敷地を持ち、その一画に蕎麦が植えられ白一色に染まっています
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蕎麦屋の庭が蕎麦畑、当然ここだけでは賄いきれないでしょうが
素材が見えるのは嬉しい演出
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 蕎麦畑の片隅のあけびの里
あけび棚には無数のあけびが実りの時期を迎えています、これは熊にとっても絶好のデザートでは?
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小一時間程の待ち時間を経て漸く店内へ
店内はテーブル席と座敷の構成
初めて座敷に通されましたが、ここから眺める青もみじの美しい事
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テーブルの上には蕎麦の実が入った小瓶と小さな鉢植え、遠景と手元で安曇野の自然を楽しませてくれます12
 お品書き 
あさかわでは「天ざる」が個人的に勧めです
過去に皆が天ざるをオーダー、追加で天ぷら単品をオーダーしボリュームの多さに驚いた事があります
今回は大ざるできまり
かみさんは最後までわさびの花芽茎ざると天ざるで悩んだ末に天ざるをオーダー
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大ざる
見た目はペロッといけるワイと思いがちですが、こちらの盛りはそもそも多い
通常の1.5倍と言われますが、結構ボリュームがあります
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天ぷら
以前訪れた時は秋真っ盛りのキノコの時期、山の恵みの巨大舞茸の天ぷらが印象に残っていましたが、今回はそこまででもなく、季節の野菜が盛られています
それでも夫婦二人にはこれで充分

夏でも冷たい安曇野の豊富な水が蕎麦を程よく締めていて、喉越し、歯ごたえ共に食感がいい
口の中では蕎麦の香りも漂い、大満足です
そばつゆは鰹節の風味が主張しており、とろっとした蕎麦湯と合わせると絶妙
安曇野の土地柄を食と目で楽しめる待つだけの価値があるお店です

そば処 時遊庵あさかわ
住所 / 長野県安曇野市穂高有明8053-4
℡ / 0263-83-3637
定休日 /水曜(祝日は営業)
営業時間 / 11:30~15:00(売り切れ次第閉店)
アクセス / ​安曇野インターから県道495号線経由、県道25号線で25分程
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待ち時間は周辺の散策がお奨めです

引き続き大瀬子町の秋原神社を巡ります
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熱田魚市場のモニュメントから少し北側から軻具突智社方向の南の眺め
既に記載した​軻具突智社​が左端、高く積まれた石垣の​秋葉神社​、庇が特徴的な熱田魚市場のモニュメントと一望できます
更に、一番右に玉垣と石鳥居が見えていますが、今回はこの大瀬子町102の秋葉神社です
この一枚に3社が収まってしまう、そんな位置関係です
これ程短い距離に秋葉神社が集中する場所は見た事がありません
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民家と隣接する様に鳥居(大正15年)が建ち、玉垣で囲われた神域入口には扉が付けられています
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社号標脇の「熱田魚市場跡」の解説板、それによると
「東海道宮の宿に栄えた魚市場。天正年間(1573~)には既に魚問屋があり、織田信長の居城清州に日々魚介類を運んだといわれる。寛永年間ん(1624~)尾張藩政のもとに、木之免、大瀬子に四戸ずつ問屋が出来、市場が開設された。以来藩の保護により、近海はもとより遠国からも魚介が運び込まれ、毎日取引が行われた。」とある

その様子は尾張名所図会にも「熱田の湊 夕上り魚市」として描かれています
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夕陽の差し込む湊に水揚げされた大きな魚、なんだろうね
それらを扱う問屋が軒を連ね、通りは人で溢れかえり、沖には荷降ろしを待つ船が描かれています
かつてのこの地は、今は想像もできない程の賑わいがあった事を描いています
この地に沢山ある秋葉神社の一つでも描かれているといいのですが、それはないようです
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大瀬子町102の秋葉神社は伽藍が一通り整っています
境内左手には舟形の手水鉢が置かれています、あたかも砂浜に陸揚げした舟の様にも見えてきます
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境内全景
燈籠と狛犬が一対あり、その奥の石垣の上に扉付の玉垣が社を囲んでいます
この界隈ではお馴染みの羽団扇の紋も飾られています
神域の右と後方は民家と隣り合わせ、あたかも敷地の一部を神域とした様な佇まいです
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石段前で社を守護する狛犬、年号は不明
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 神域には社が三つ祀られています
中央が秋葉社としても、左右の二社は分かりません
何の確証もないのですが、恐らくは天王社と熱田社ではないかと想像します
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公園内から神社側面の眺め、随分と高く積まれた神域から、東を向いて大瀬子の街を見通しています
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明治以降のこの辺りを見ていたところ、面白い事に気が付きました
左は明治のこの辺りで鳥居は一つ、昭和46年発行の地図(右)だけに鳥居が三つ記されていました
それ以外の年代を見て行っても現在に至るまで鳥居の印しは一つのみ
位置的には下が大瀬子町203の秋葉神社、中央は木之免町の秋葉神社、上の印は田中町の秋葉社
魔訶不思議なことです
熱田魚市場跡も円の範囲にあたりますが、この辺り神社の起源がそこまで遡るものなのか?
分からないままです

『秋葉神社』大瀬子町102
創建 / 不明
祭神 / 迦具土神
住所 / 名古屋市熱田区大瀬子町102
アクセス / 市営地下鉄名城線「伝馬町」下車徒歩で西へ
      ​​軻具突智社⇒大瀬古町203秋葉神社⇒経由16分程

軻具突智社​から大瀬子公園方向へ徒歩1分程進みます

すぐ北側は大瀬子公園、この辺りは「熱田魚市場」があり、室町時代には市が開かれていたと云われます
ここで水揚げされた魚は信長の居城清州城へ運ばれたといわれます
江戸時代になると、大瀬子から木之免にかけてのこの通りには多くの魚問屋が軒を連ね賑わったようです
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軻具突智社と同じ区割りの北側角に随分と高く石垣が積まれた一画
その上に鎮座する社が大瀬子町203の『秋葉神社』
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大瀬子公園側から見た神社側面
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この秋葉神社のすぐ西側に堀川が流れています
右側の社号標には1923年(大正12)と刻まれています
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秋葉神社正面全景
この秋葉神社についても詳細は不明です
恐らくは軻具突智社と同時期にここに祀られたものだと思います
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歩道沿いに高く積まれた石垣の上に鎮座する神域
急な石段の先に羽団扇の紋が飾られた扉が設けられ、容易に神域を見渡す事は出来ません
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扉の前から眺めた狛犬、奉納年度は見る事ができません
狛犬の眼差しは、扉の前に立つ見慣れぬ参拝者をじっと睨んでいるようでもあります
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神域には三社が祀られていますが、両脇の二社が何なのか表札もないので分かりません
この狭い範囲に多くの迦具土神が祀られた事は、それだけこの地域が栄えた証なのかも知れません
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大瀬子公園には「熱田魚市場」のあった頃の魚問屋のモニュメントがあります
長い庇を持ち、水揚げされた魚はこの下で卸すための作業場として使われていたようです
こうした問屋が立ち並び人々で賑わっていた様子は、尾張名所図会の「熱田の濱 夕上り 魚市」にも描かれています
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当時に対し今は静かな住宅街となり、それを伝えるものは界隈の秋葉神社とこのモニュメントくらいでしょうか
『秋葉神社』
創建 / 不明
祭神 / 迦具土神
住所 / 名古屋市熱田区大瀬子町203
アクセス / 市営地下鉄名城線「伝馬町」下車徒歩で西へ、​軻具突智社経由徒歩15分程

大瀬子町1010の秋葉社​から入ってきた道を戻り、三差路を左に進みます
二筋目を右に曲がります、位置的には聖徳院のひと筋北、どんぐり広場のある通り
この通りの大瀬子町610にも秋葉社と思われる社が祀られています
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通りを東から西方向に眺めたのが上の写真になります
左手のどんぐり広場の黄色い柵が目印です

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どんぐり広場から少し西の斜め向かいに大瀬子町610の秋葉社が祀られています
先に訪れた大瀬子町1010の秋葉社より更に小さく狭い境内です
東側は更地になっていて、最近まで民家に挟まれていたと思われます
久し振りに降りそそぐ陽光を受け解放感が漂います
やがて建物が建てば陽射しを浴びる事もないのでしょう
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最近手が掛けられた様なのか、石積の台座が新しい様に思えます
後方には井戸が残っています、さすがに現役ではなさそうですが昔懐かしい手押しのやつです
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木肌が綺麗な明神鳥居も近年奉納されたようです
神域の先の石垣の上に南を向いて社が祀られています
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ここは扉がないので、通りすがりに神域から参拝出来ます
こちらの創建等の詳細も良くわかりません
恐らく他の秋葉社と同時期ではないでしょうか、ひょっとすると屋根神として祀られていたものかも知れません
これらは想像でしかありません、こうした時は地元の古老に教えを乞うのが一番なのですが
残念ながらその機会もなく、何一つ分からないままです
いつかこの辺りのウォーキングイベントで紹介される事を期待しましょう
大瀬子町610の道筋の火伏の神がこの秋葉社なのでしょう
2019/08/22

『秋葉社』大瀬子町610
創建、祭神 / 不明
住所 / 名古屋市熱田区大瀬子町610
アクセス / 市営地下鉄名城線「伝馬町」駅下車西に10分程
      ​等覚院⇒大瀬子町1010秋葉社経由

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