​守山区​鳥羽見「天王社」​から一筋東の通り、ここにも「天王社」が祀られています。
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たった今登ってきた、結構な斜度の石畳の坂を振り返ってみます。
下に見える交差点を左に進むと​鳥羽見「天王社」​に続きます。
宝勝寺の西傾斜地に位置し、西に鳥羽見の街並みが広がり眺望もいい静かな環境です。
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石畳の坂が途切れると道は左が下り坂、正面は市場方向の上り坂、右が宝勝寺西側の平坦な道の3方向分かれます。
この辺り境界なのか、左は市場5、右が市場4と番地が変わり、平坦な道を進むと道路を境に右側が鳥羽見で左側が市場になります。
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天王社へは平坦な右方向へ向かいます。
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距離にして50㍍ほど南に進んだ右に、解説らしき案内板と覆屋が視界に入ります。
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社全景、解説板かと喜んでいたけれど、残念ながら「急傾斜地崩壊危険区域」の警告板で社の由緒を語る物ではありませんでした。
余程のリスクがあるのか鳥羽見方向の西側の斜面はコンクリートで補強されています。
異常な雨が降ろうものなら、下に住む方にすれば社が祀られる裏山は脅威となり兼ねない。

この下辺りに鳥羽見『天王社』があるはずです。
現在の町割りで行くと鳥羽見1丁目に天王社は二社ある事になります。
厄介だ、ここでは以降「宝勝寺西の天王社」としておこう。
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「宝勝寺西の天王社」
覆屋は全体が赤く塗られ、守山の天王社の外観をしています。
逆光で光り輝いていた覆屋の側面は、良く見ればアクリル板。
こうして見ると向こうは透けて見えます。
こちらの覆屋は三面が囲われ風雨から社を守っています。
それだけこの社が大切にされている事が伝わってきます。
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社正面全景、覆屋は内部もちゃんと赤く塗られていますが、それに対し社はご覧の様に赤くはありません。
佇まいは守山の天王社の流れそのものなのですが、鰹木が5本、内研ぎの千木が施され、少し様相は違うような気もしてきます。ひょっとすると天王社ではないのか?
地元で大切に手入れしている社、ふらりと訪れた参拝者が知る必要はないのかも知れない。
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いつからここに祀られているのか、推測でしかないですが上の昭和61年とほぼ現在の地図で見ると、
いま社の前にあるこの道は昭和61年頃には確認できない。
意外に最近祀られたものなのかもしれません。
現在の町割りで、道路を境に鳥羽見と市場に分けられているけれど、意外に市場の天王社なのかも知れません。社の向きは市場の方角を向いているのはそのためか?
2020/05/12

『宝勝寺西の天王社』
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / 名古屋市守山区鳥羽見1丁目16
公共交通機関アクセス / 名鉄瀬戸線​「矢田」駅下車 徒歩12分