名古屋市守山区白沢町
白沢渓谷の西の麓に当たり平坦な扇状地にできた地域、ここから東は緩やかに丘陵地が続きます。
町名の由来となる白沢川は1768年(明和5)に従来の流れに堤を築いて堰き止め、北側の山を開削し庄内川へ流路が変えられたもので、ここから東に行くと城土公園があり、園内を白沢川が流れ庄内川に注いでいます。
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古くから農耕を生業とする集落があり、龍泉寺に続く四観音道に続く里道でもあり、川村南城もあったようだ。
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今回の目的地は白沢町の「天王社」。
目印は臨済宗のお寺「長命寺」で天王社は長命寺の敷地の西角に一部に社地が与えられた、そんな感じが漂う。
天王社はこの白壁の切れた所に鎮座します。
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南の車道から見る天王社と後方は長命寺。
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切妻の妻入り四方吹き抜けの拝殿から本殿の眺め。
拝殿左上に何か記された木札があり、恐らく由緒に繋がる事が書かれているような気がするが読めなかった。
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拝殿左に祭礼の案内。
近隣の川嶋神社の管轄のようです。
この天王社の創建など詳細は分からないが、川嶋神社で伺えば何か得られるかもしれない。
こうして年間の祭事計画が貼りだされているだけに、近隣に住民からは今も崇敬されているようです。
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本殿は守山では定番ともいえる赤い覆屋の中に赤い本殿が祀られ、本殿前には赤い鳥居も置かれている。
扉が閉じられているので分からないが、恐らく津島神社の御札が収められていると思います。
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赤く塗られた社殿、いかにも氏子の手で維持されているのがわかる。
ペンキまみれのこの光景も良く見かけるものだ。
荒れるに任せた社に比べれば、この方が血が通っていて鎮まる方も喜んでいるのではないだろうか。
今は平穏なこの地も、過去には自然からの試練を受けてきた、そうした過去の経験から災い除けのために祀られたものだと推測します。
目的があってここに祀られ、今もその思いは次の世代に受け継がれている。
こうした思いが受け継がれていく事は、この地で生活するうえで重要な伝承だと思います。

「天王社」白沢町
創建 / 不明
祭神 / 不明
所在地 / ​名古屋市守山区白沢町
公共交通機関アクセス / ゆとりーとライン「川村」駅下車 南へ徒歩10分程