尾張のおじさんblog

こんにちは 地元名古屋を中心に身近な神社・仏閣、地元の歴史や街並みを紹介していきます

カテゴリ: 日記

3月07日
ここ数日の風雨もおさまり、一転して春の陽気となり
豊田市足助町の香嵐渓にある飯盛山のカタクリ群生地を訪れてきました。
1
普段は土筆が頭を出す光景を見かけるようになり、春がきたなぁと感じるようになりました。
車でひとっ走りした香嵐渓まで来てみると、紅葉の時期に賑わう待月橋には人影もなく、この辺りが春めくのはもう少し先のようです。
この時期は山里に一足早く春を告げるカタクリが咲き始める時期。
左手の飯盛山にはカタクリの群生があり、タイミングが良ければ淡い紫のカタクリが一面に咲く光景が見られます。
2
毎年やってくるものの、遅かったり、早かったりと、最盛期に訪れたことがない。
写真は群生地入口から飯盛山斜面の眺め。
遠目にカタクリの葉は見られますが、そこに紫の花は見られなかった。
今年も早かったようです。
3
群生地のカタクリ解説。
4
太子堂付近から斜面の眺め。
主役はまだカタクリの葉の緑。
5
日当たりのよい群生の中央でちらほら咲きだしているものの、望遠がなければ寄れない。
盛期と比較するとまだまだ、そんな印象でした。
じゃあ訪れるならいつだろう。
個人的な推測ですが少なくとも今週末ではなく、来週の土日であれば手元でも見られると思います。
6
ポツン〃と咲いているのでどうしても寄るしかない。
取り敢えず春の妖精を撮る事ができた。
7
訪れた時間帯が午後という事で、花弁はこれ以上反りかえれない感じです。
13
薄紫の春の妖精、まだ少ないけれど蕾も控えています。
11
寒かった冬の終わりを告げる小さな花ですが、冬枯れた山の斜面にこの色は一際映える。
カタクリがこうして薄紫の花を付けるまで7年程かかるといい、いち早く花を咲かせ、花期も短いことから春の妖精と呼ばれる由縁です。
花言葉は「初恋」「寂しさに耐える」という事らしい。
山肌にポツンと花を咲かせる姿は「寂しさに耐える」は的を得ている。
寒い冬をじっと耐えこうして鮮やかに花開く。
なんだか人にも言えることかもしれない。
12
散策路から太子堂方向の眺め。
来週になれば緑の斜面も紫の花がはっきり見えるようになるだろう。

花だけを目的にした場合、開花状況は駐車場から分からないので、1㌔程歩きますが下流の多目的駐車場が当日は無料でした。
駐車場は待月橋周辺、散策路前に有料駐車場があり、相場は500円が多く、300円から上は1000円の看板も見かけました。

撮影日 / 2024/03/07
飯盛山カタクリ群生地 / ​愛知県豊田市足助町飯盛

3月1日
陽射しも戻り、風も収まったこの日
瀬戸市の矢田川上流の赤津川へ散策に出かけてきました
下は赤津川沿いの田圃のあぜ道で見かけた土筆
タイトルなし
普段街中で暮らしていると
季節の移り変わりを感じる自然が少なくなった
少し外に出ると季節の移り変わりを知らせる、こうした光景が見られる

思っていた以上に自然の歩みは早いようです
若いつくしを一つまみ、春の訪れを味わう

来週はいよいよ名古屋ウィメンズマラソン2024が開催されます
参加ランナーの方々は当日の天候が気になるところでしょう
ボランティアとして支える側も、せめて晴れてくれと祈るばかりだ

2/14陽気に誘われ名古屋市中川区の荒子公園にある前田利家・荒子梅苑の梅を見に出かけてきました。
掲載するのが遅れ一週間前の開花状況になりますが掲載します。

そもそもこの日は名古屋市交通局の「駅から始まるヒラメキさんぽ」を歩いてきました。
名古屋市交通局の最寄り駅からスタートし、名所・旧跡を巡りながら指定されたバス停又は地下鉄駅をゴールとする5~6㌔のウオーキングイベント。
パンフレットに記されたコースを巡り、簡単な問題を解きながらコースを巡り、問題に正解すると抽選で豪華賞品が頂けるという。
籤運の悪い我家には縁がないはずだが、昨年のイベントで、かみさんに見事マナカチャージ券が当たった。
これに味を占めた訳ではないけれど、年が明けてから歩いていなかったかみさんの意向で出かけてきました。
00
スタートは地下鉄高畑駅からで、今回のウオーキングテーマは前田利家を訪ねるものでした。
写真は名鉄荒子駅西側出口に建てられた前田利家公初陣之像。
馬にまたがった若き利家と左は利家のかみさんおまつの方。
見送るこの姿はドラマの1シーンでも見ているようだ。
2
今年初めて咲き誇る梅と香りを感じる。
なるほど、このコース選択の趣旨には見頃を迎えつつある梅を感じてもらいたいようだ。
3
前田利家公初陣之像から南西に歩く事10分強で荒子公園に到着。
あまり歩いた事のないこの辺り、初めて公園を訪れたが公園には富士山もあったりする。
温かい陽気に誘われ日向ぼっこを楽しむ人も多かった。
4
荒子公園南側の「前田利家 荒子梅苑」の石標。
5
梅の花の色合いと香りは、寒い冬も間もなく終わり、春が来たぞと感じさせてくれるものだ。
園内には枝垂れ梅を始め紅梅など多様な種類の梅が見られます。
6
園内枝垂れ梅の開花状況。
こうして見ると当日は満開にはほど遠かったかな。
7
前田利家の家紋として知られる花ですね。
この梅が満開を迎えるのはいつ頃だろうか。
地元の方の会話から「梅祭りの頃には終わってないか」の声が聞こえて来た。
no title
荒子公園では毎年梅祭りが開催されているようで、今年の梅まつりは3月2・3日で開催され、当日はキッチンカーや色々なイベントが行われるようです。
ただ、花より団子なら別だが、花はどうだろうかねぇ。
8
あれから一週間、暖かかったり、寒かったりの日が続いているだけに、今頃が見頃なのかもしれないね。
今年も地球沸騰化にともない、梅に限らず全てのものが早い盛期を迎えているだけに、花見のイベント開催日は悩ましい所だと思う。
余談ですが五条川の桜まつりは今年開催されるとか、久し振りに花より団子で訪れてみようかな。

前田利家公初陣之像
所在地 / 中川区吉良町138-2

前田利家・荒子梅苑
所在地 / 名古屋市中川区荒子2-193-2
訪問日 / 2024/02/14
公共交通機関 / 地下鉄東山線高畑駅から​徒歩約20分

11/23
土岐市曽木町にある曽木公園の紅葉ライトアップ、35年間開催されて来たが今年で最後となる。
かみさんが最後くらい見ておきたいと云う事で出かけました。
平日だった事もあり午後に家を発ち、市内を出てからは渋滞もなく、山道では先行車・後続車とも出会う事もなく15:00には到着。
到着した時刻には曽木公園前の無料駐車場は既に満車、ライトアップには当然早い。

「バーデンパークSOGI」でライトアップまでのんびり風呂に入り、晩御飯を食べてから見ようと考えていました。
曽木公園の向かいにある日帰り入浴施設「バーデンパークSOGI」の施設利用者は、公園周辺の駐車場が満車であろうが気にすることはない。(虚偽申告で施設に駐車の場合施設利用料徴収)

施設は入湯料600円と高くなったスーパー銭湯に比較すると懐に優しい。
レストランも有りますが、訪れた時はなぜだか14時に終了しており、晩御飯を食べ損ねる。
露天・内湯・サウナ・大好きな電気風呂もあり時間は潰せるのだが、くつろぎスペースが少なく、再入場も出来ないので車で時間潰しも出来ない。
とはいえ、この季節日没も早く17:00には暗くなるのでライトアップされた紅葉は楽しめる。
人で溢れる公園に向かう。
地元の方による出店もあり、豚汁やコロッケなどが平均300円ほどで販売されていました。
公園へは協力金300円を支払い入場します。
この日はTVの中継車も入りさほど広くもない公園はすし詰め状態。
公園内には4つの小さな池があり、その周囲にもみじが植えられライトアップされた紅葉が水面に映り込む。

事前の下草狩りから池の清掃、照明のセッティングなど地元住民の手作りで運営されてきました。
山間地で当たり前のように進む、人口減少や住民の高齢化により今年をもって最後となります。
水面に映し出されるもみじも今年が見納めです。

沢山撮り納めた中から人の映り込みの少ないものを数枚あげます。
4
水面に写るもみじはどこの池でも美しく見られます。
1
人の集まる池は決まっており、その周囲には黒山の人垣ができ、密集状態で無理に割り込むと前の人は押されて池に落ちかねない状況。
瑠璃光院の紅葉を彷彿とさせるものがある。
瑠璃光院は最前列の人が屈んでくれるので、後ろからでも鑑賞できますが、ここは最前列で立って眺めるので、車椅子やベビーカーの子供連れにはとてもじゃないが近づけない。

かみさんや自分も人垣の中に紛れ込もうとしたが諦める。
他の池も同様に美しく、無理に紛れ込む必要はないと感じる。
池に落されるよ。
2
空が暗闇に包まれると水面に黒い空を背景にライトアップされたもみじが浮かび上がる。
3
交通整理を終え、お風呂で温まる地元の方々の会話が耳に入ってきたた、「平日でこれだろう」「今年は紅葉はダメ」とか聞こえてきました。

確かに、今年の紅葉は、「も」と云った方がいいのかな、鮮やかさに欠ける。
紅葉する前に枯れていく感じで、雑誌やTVなど盛られた絵を見てガッカリすることが多くなってきた。

19:00前には公園を後にして家路に向かうが、公園に続く国道363号線の対向車線は、公園の手前約1㌔から駐車場待ちの車が連なりピタッと止まったままだった。

帰り道も至って順調、対向車は少なく周囲は真っ暗、途中曲がる場所を見落としたが、それでも行きより早く市内に戻ってこられた。
御飯は食べ損ねたが最後の曽木公園ライトアップ十分堪能できた。

曽木公園もみじのライトアップは11/25まで。
バーデンパークSOGI (https://www.badenpark.net/index.php)
所在地 / 土岐市曽木町1300-1
入湯料600円
レストラン有り(11/22は14時終了していた)
露天・内湯・サウナ・電気風呂・ドラライヤー有
湯質 / 塩素臭強目の無色透明
名古屋市役所から曽木公園 車アクセス / ​45㌔・約80分
訪問日 / 2023/11/22

2023/11/16
WRC最終戦のRALLY JAPANが11.16~19、愛知・岐阜県の各コースで開催されています。
初日豊田スタジアムで行われるSSS(スーパースペシャルステージ)観戦のため、出かけて来ました。
1
名古屋から地下鉄で約1時間で豊田市へ。
2
スタジアムに向かう道すがらにはWRCを盛り上げる趣向が施されていた。
ラリーなんてのは遥か昔の若い頃、当寺市販車の外観をした荒れ地を疾走するモンスター車に憧れ、そんな車を買い求め構造申請し、ラリーやダートラに参加。
ゼッケンを貼った車を泥〃にして、ある時は壊しながら走り、そんな小汚い姿で公道はのんびり走るのが自分なりの美学だった。
そんなウキウキした時代も遥か昔、今やこんな事すれば車が可哀そう、腰が悪くなる、金の無駄とさえ思えていたが、WRCが国内で開催されるようになり、若い頃のワクワク感が蘇っていた。

「なにが楽しいのか分からん」と言っていたかみさんを洗脳、WRCのチケットを買ってもらってこの日を迎えた。
3
豊田スタジアム。
随分と消しゴムマジックで人は消したが、ラリー見たさに訪れる人が多いのに驚いた。
4.5
到着したのは昼前かゲートやスタジアムのポップが気分を盛り上げてくれた。
4
スタジアム内は芝が剥がされ、全面舗装(ターマック)された特設コースが作られ、ここを往年の名車やWRCで鎬を削る最新鋭の車、各カテゴリーの車が疾走する。
5
懐かしい名車が今も整備され、こうして競い合う姿は還暦を過ぎた爺が若い頃にタイムスリップしたようだ。
6
マルティニカラーのフェラーリやランチア、国産のセリカ、バイオレットやスバルなど歯が抜け落ちる事無く牙は健在。
時には老体に鞭をうちすぎ心臓バクバクの車もあったが、遅い早いにかかわらず、走る姿そのものがおやじ世代にはなにより嬉しい。
昔の車はボンネット開ければ地面が見えたものだが、近頃の車は訳の分からん物で埋め尽くされ地面も見えず、迂闊に手も出せないし、外観も似たり寄ったりでワクワクさせるものが全くない。
年の離れたかみさんは「凍ってるね」のあの車が記憶に残るらしい。
7.5
各カテゴリーのラリー車がスタジアム勢揃い。
7
このセレモニーが今一つ。
これは主催者側の進行の力量なのだろうが、なんというのか間が多い。
照明で盛り上げてはいるが、折角ここに集結したのだから、下のカテゴリーの選手まで紹介して欲しかった。インタビューもなくセレモニーが終わるまで車の傍らに立ちすくむのは気の毒に思えてならなかった。
世界を転戦するWRCと見た場合にも盛り上げ方が今一つ、全てが決まった最終戦と言う事もあるが、ここを上手くすれば、ポイントやメーカー選手権を争う緊迫した時に開催される希望もあるのだが。
8
スタジアムを爆音とともに疾走するラリー車、派手にドリフトさせる車、派手に飛んで自滅する車、路面に貼りつく様に走り去る車など見ていても楽しかった、なにより時間勝負の孤独なラリーが、ここでは2台同時にコースで走り競り合う姿はここでしか見られない。
2分少々ですが勝田(トヨタ)とタナク(フォード)の鬩ぎあいを以下のYouTubeにして見ました。

「​2023RALLY JAPAN SSS​」

本当に残念なのが、時間を鬩ぎ合っているのだが、走行タイムや順位の表示もされず、反響して何を言ってんだか聞き取れないアナウンスが響きわたるだけで、今の順位を知りたくとも観戦者には情報がなく、白熱した秒を争うドライバーの気持ちが伝わりにくいと感じた。
会場がドライバーと一体となれる改善が欲しい。
最後は結果の発表もなく、なんとなく終わった感じで退場のタイミングも良く分からなかった。
成熟することが来年につながるのかな。
これを書いている二日目は波乱の展開のなかトヨタ勢が盛り返しているようです。
9
なんとなくスタジアムから退場し豊田駅に向かう。
Rally JapanのイルミネーションとXmasイルミネーションがなかなか綺麗でした。
電車の乗り継ぎに恵まれながらも家に辿り着けば間もなく日が変ろうとしていた。
ちょっとばかし若い頃に戻れたようで楽しい一日でした。

・WRC RALLY JAPAN ​公式サイト

↑このページのトップヘ