尾張のおじさんblog

こんにちは 地元名古屋を中心に身近な神社・仏閣、地元の歴史や街並みを紹介していきます

タグ:三重県

5/11~12
夫婦で伊勢神宮別宮と周辺の一之宮を巡ってきました
名古屋発8:30、最初の目的地「椿大神社」のある鈴鹿を目指し新名神へ
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新しい鈴鹿PA(PIT SUZUKA)でピットイン、久し振りの遠征ですが愛車は至って順調
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最初の目的「椿大神社」へは10:00に到着
土曜日ですがこの時間だとそれ程参拝客も目立たない001
「獅子堂」
境内入口に鎮座します
交通安全祈祷、車の清め祓いをして頂く場所
獅子堂は聖武天皇の勅願により獅子頭が奉納された事から由来するそうです
3年に一度この堂の前で獅子神御祈祷神事が行われます002
本殿に続く参道
鳥居の先の右には恵比寿様、大黒様が祀られた堂があります
強い日差しが杜の中に射し込んできました003
神明造りの本殿
猿田彦大神、天孫瓊々杵尊、栲幡千々姫命、木花咲耶姫命、天之鈿女命、行満大明神の他、合祀三十二神が祭られています
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伊勢一之宮「椿大神社」本宮御朱印
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本宮の右に別宮「椿岸神社」
猿田彦大神の妻、天之鈿女命を祀ります
芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬されています006
鈿女本宮全景
境内には「かなえ滝」、「扇塚」、「招福の玉」、「夫婦輪石」などパワースポットも点在しています007
鈿女本宮本宮御朱印
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参集殿北側の二社
右が椿護国神社と縣主神社
『椿大神社』
伊勢国鈴鹿山系中央の麓に鎮座
人皇第十一代垂仁天皇の27年秋(西暦紀元前三年)倭姫命の御神託により、「道別大神の社」としてこの地に創建され、全国に2千を超えると言われる猿田彦大神を祀る神社の本宮
住所 / 三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
アクセス / ​鈴鹿スマートICから車で10分程

参拝客が増えてきた椿大神宮を後に、名阪国道で伊賀之国一宮『敢國神社(あえくに)』に向かいます
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伊賀之国の一宮の総鎮守大氏神『敢國神社』
駐車場から神社全景、右の赤い幟が立つ通りが表参道です
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杜を左手に見ながら参道をしばし歩くと左側に社号標と朱い両部鳥居が見えて来ます
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鳥居から拝殿の眺め
参道は石段となりその先が拝殿、緑豊かな杜が社殿を囲みます
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朱が鮮やかな流造の本殿
本殿両脇には二社が祀られています
手前木の陰になってしまった社が六所社、奥が九所社
主祭神 / 大彦命
配神 / 少彦名命、金山比咩命
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拝殿の左に建つ神饌殿から左に裏参道を下っていきます
右に若宮八幡宮、左に子授社が祀られています
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鳥居からは石段の先に楠社とむすび社へ続く
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むすび社鳥居左に神明社
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神明社から下る、鳥居を構えた玉垣に囲まれた一画が大石社
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大国社から更に裏参道を下った所に建つ門と青もみじがとても印象的だったので一枚
こちらの建物について調べて見ましたが具体的な名称は見つかりませんでした
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市杵島姫社
表参道から鳥居に向かう参道の左に祀られています
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伊賀一宮『敢國神社』
祭神 / 主祭神 / 大彦命
配神 / 少彦名命、金山比咩命
創建 / 658年(斉明天皇4)と伝わる
住所 / 三重県伊賀市一之宮877 
アクセス / ​椿大神社から名阪国道経由、車で50分程

かみさんのスケジュール通り順調に目的地を廻れているようです
次はお昼御飯です、どうやら蕎麦の様です、敢國神社を後に
県道676号線を南西に、国道163号線を甲野方向へかみさんの指示に従い車を走らせる事15分
幅員が耕運機が精一杯の畦道を走れと・・・・・
車のサイズを間違ってないかい、今日はおやじの車で移動している
軽の様には取り回しが楽ではないのに・・・・・更に直角に曲がれと
田んぼの畦道、幅員一杯の小さな橋を越え辿り着いたのが、古い農家をそのまま生かして夫婦で営む蕎麦屋「我流庵」
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店内は農家の趣そのもので落ち着いた照明、座敷から見える庭園を眺めながら蕎麦を提供してくれる
おやじは粗挽き蕎麦、かみさんが三種盛り(ニ八・粗挽き・十割・吟醸からその日の仕込みで三種)
当日は初夏の陽気、冷たく腰のある粗挽き蕎麦の喉越しはとても心地いいものです

ここからは個人的な感想になります
蕎麦の香りが弱い、かみさんの三種盛りで出されていた緑色の蕎麦は蓬を練り込んであるとの説明を受けたけれど緑色でほんのり蓬の風味の漂う蕎麦、もはや蕎麦ではないような
5点評価で2.5点か? 
個人の評価はともかく、店内では「やっと来れた」、「久し振りに食べれる」の声が聞こえてきます
店名の「かかかび」は密教十三仏真言の地蔵菩薩「オン カカカビ サンマエイ ソワカ」から来ているようで、オリジナルの我流を意図した店名ではないようです

我流庵(かかかび)
住所 / 三重県伊賀市甲野1629  ​『敢國神社』から15分程度
℡ / 0595-51-4307
定休日 / 月・火・水・最終日曜日
営業時間 / 11:30~14:30

次は本日の最終チェックポイントで今回の最大の目的地「皇大神宮別宮 瀧原宮」に向かいます
新緑の山々を眺めながら2時間程のドライブです
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瀧原宮、瀧原竝宮の鎮座の由緒は古く
『倭姫命世記』によると約2000年前まで遡ります
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鳥居の前に漫画で描かれた由緒によると
「第11代垂仁天皇の皇女倭姫命が、天照大神の使いの者として、御鎮座する地を求め大和から伊勢方面に旅をしていた。
旅の途中、倭姫命が流れの早い宮川を渡れず困っていたところ、近くに住んでいた真奈胡神がお出迎えして川を渡してあげました。
倭姫命はそのお礼に真奈胡神を崇める御瀬社を贈りました。
それが今の三瀬川にある皇大神宮摂社・多岐原神社です。
倭姫命は真奈胡神の案内で三瀬坂峠を越え、祝詞山の頂上に立ちました。
倭姫命はこの美しい土地を天照大神の鎮座する地に選びました。
これが瀧原宮の起源です。」とある、文字の羅列より分かりやすくて見やすい
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ここが特別な空間である事は参道脇の年輪を重ねた杉並木からも伝わってきます
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参道脇の杉並木から視界が開け、社が並びます手前から瀧原竝宮と瀧原宮
四つの神明造りの社があり、参拝順に写真を掲載します
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瀧原宮
瀧原竝宮の右に南向きに鎮座、祭神は天照坐大神皇大御神御魂
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瀧原竝宮
瀧原宮の左に南向きに鎮座し、祭神は瀧原宮同様で天照坐大神皇大御神御魂
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若宮神社
瀧原宮の東に隣接する石段を上がった場所に南向きに鎮座します
祭神は若宮神とありますが
天水分神(アメノミクマリノカミ)との説もあり定かではないようです
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長由介神社
瀧原宮の東で若宮宮に向かう石段の右に西向きに鎮座、川島神社が同座されています
祭神は長由介神と川島神を祀ります
由緒は古いものの詳細は不明です
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宿衛屋
杉の木立から差し込んだ陽光で青もみじが浮かび上がっていました
御朱印はこちらで頂きます
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まだ馴染めないけれど令和なんですよね
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参拝を終え駐車場に戻ると時計は5時前、陽は随分と傾いていました
この時間になると訪れる参拝客は少なくなります

瀧原宮
住所 / 三重県度会郡大紀町滝原879-1
アクセス / 我流庵から道の駅「奥伊勢 木つつき館」まで1時間45分程


今日の参拝予定はここまでです
車中泊予定の道の駅「紀伊長島マンボウ」に向かう事にします
その前にここの近くにある「阿曽温泉」で汗を流す事にします
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古い校舎を温泉施設に再利用した阿曽温泉、外観は田舎の小学校そのもの
やや茶色に濁った温泉で、湯上り後につるつる感が現れてきます
高血圧、動脈硬化、関節痛、疲労回復に効果があるようです

阿曽温泉
住所 / 三重県度会郡大紀町阿曽429
アクセス / ​瀧原宮から国道42号線を5分程南

温泉で汗を流したところで、国道42号線を南下し道の駅に向かっていきます
15分程南下した国道沿いの「ミルクランド」に寄り道、風呂上りのソフトクリームを食べる事にb
一見コンビニのような外観ですが、地元の大内山牛乳を使ったソフトクリームが人気で、それ以外にもバターやベーカリーに魚、野菜等も販売する不思議なお店です
濃厚なソフトクリームは夫婦ともに高評価、おいしかったです
ミルクランド糸川販売店
住所 / 三重県度会郡大紀町大内山3600-2
℡ / 0598-72-2304

陽も落ち始めて来ました
「道の駅 紀伊長島マンボウ」はここから15分程の様です
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「道の駅 紀伊長島マンボウ」へは6:30到着です
ここまで約260km、燃料計は55%、旧車ながら良く頑張って走ってくれました
無給油で戻れるか?

道の駅マンボウは国道42号線沿いの片上池(汽水湖)畔にあり
芝生広場が広がる居心地の良いロケーションです
大きな駐車場が2か所ありますが、道の駅の前にある駐車場は既に車中泊の車で一杯
空いている東駐車場へ車を停めベッドの準備を済ませたところで日没を迎えました
こちらの駐車場はトイレも新しく、自販機は無いのですが道の駅へは桟橋を渡って2~3分です
女性にはお勧めかもしれません
住所 / 三重県北牟婁郡紀北町​紀伊長島区東長島2410-73

いつでも寝れる体制を整え、冷たいビールで一息ついて夕食を考えよう
道の駅でも食べれますがこの時間では営業時間を過ぎています
国道沿いには焼肉屋、焼き鳥屋などあり選択肢は多い場所です
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かみさんの希望で道の駅から徒歩5分程にある与太呂寿司へ
暑い一日の締めくくりは冷たいビールで乾杯
一日を振り返りながら写真の「お勧め地魚握り」とかみさんは「旬の握り」
その他にさんま寿司に岩ガキなどオーダー、やはり海に来たら海の幸に限る
若干大将の癖は気になるものの、おいしく頂きました

与太呂寿司
住所 / 三重県北牟婁郡紀北町東長島415-9
℡ / 0597-47-0850
道の駅から片上池沿いに徒歩7分

帰り道に空を見上げれば、老眼の眼にも満天の星が飛び込んできます
・・・・・こんなに星が見えるものなのね、街は過剰に明るすぎないかい?

ナビゲーターのかみさんによれば、明日は海岸線を走り鳥羽方向に目指すようです
どこに向かうかはかみさんにお任せですが、畦道だけは勘弁してほしいものです
2019/5/11    









中村バス停から派手派手のバスに乗る事5分程で内宮に到着
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事前に調べた混雑予測「普通」は信用できそうです、駐車場のバスは意外に少ない
天候も傘をさすか迷う程度に雨が上がってきました、予報通り回復に向かっています
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鳥居左の内宮由緒書き
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内宮への入口、五十鈴川にかかる宇治橋の前で一礼
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宇治橋から眺める五十鈴川は雨の影響でささ濁り
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神苑から参道を進み御手洗場に向かっていきます
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御手洗場で清めを済まし、参道に戻ります、途中に右手進む道を少し行くと滝祭神に続きます
時間に余裕がある方は参拝されるといいのでは
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石段前から内宮、これほど空いた時に参拝するのは初めてかもしれない
ゆっくり参拝しお礼を伝える事が出来ました
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上段 御稲御倉 下段 外幣殿 
高床式の神明造り全貌が良く見てとれます
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上段 別宮 荒祭宮 祭神 / 天照大御神荒御魂
下段 神楽殿から奥の授与所方向の眺め
授与所の左向いに進むと別宮 風日祈宮へと続きます、御朱印待ちがあれば廻りたかったところ
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今回はかみさんの外宮・内宮の御朱印が優先
内宮全てを廻りきれませんがまた次回のお楽しみです
お伊勢さん、そこはいつ訪れても厳粛で特別な世界です
皇大神宮(内宮)
祭神 / 天照大御神
鎮座 / BC4年(垂仁天皇26)
住所 / 三重県伊勢市宇治館町1
10.5
かみさん満足、これで外宮・内宮含めて5枚の御朱印目標を達成
次はおかげ横丁と猿田彦神社に向かいます
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宇治橋から右に進めばおかげ横丁
通りは人で溢れる苦手なシチュエーション
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随分とオシャレな店が増え、食べ歩きが楽しめる通りになっています
伊勢角谷麦酒の地ビールとカキフライに吸い寄せられ燃料補給、お疲れ様の乾杯!
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上段 伊勢萬内宮前酒造場でおかげさま原酒を一杯、これが美味しくて買って帰りたかったが、残念ながら在庫なし
下段 豚捨、ユニークな店名ですが明治から続く老舗の精肉店で食事処
店頭販売のコロッケとミンチカツに魅かれたかみさん、どちらにするか悩んで決めきれない
「半分食べるよ、両方買えば」の一言で問題解決、揚げたては美味い!
どちらも味わう事が彼女の好奇心も満たされ満足〃
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お腹もいっぱい一休みしたいところですが一旦おかげ横丁を離れ猿田彦神社へ
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豚捨​からおはらい通りを北に向かい、県道32号線の宇治浦田町交差点まで徒歩10分程
交差点前方の右側の杜が猿田彦神社です
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県道沿いに建つ社号標と由緒書き
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凛々しく胸を突出す苔むした狛犬達
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上段 境内右にさざれ石  下段 手水舎左の子宝池
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境内右の佐瑠女神社
天宇受売命は猿田彦のかみさん
天岩窟に籠った天照大御神を妖艶な舞いで再び呼び戻し、天津神と国津神の仲を取り持った神様でもある
縁結・俳優・神楽・技芸・鎮魂の祖神として崇められる
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上段 猿田彦神社鳥居から二重の破風を持った「さだひこ造り」と呼ばれる拝殿全景
下段 佐瑠女神社から見た拝殿から本殿、右の参道から本殿を回り込み神田までつながります

啓開の大神を祀る事から境内には縁起のいい八のものが多く奉納されています
鳥居から始まり、方位石、佐瑠女神社本殿・・・・・八を探して行くのも面白いかも
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切妻妻入りの本殿を眺めながら左に回り込むと神田が広がります
猿田彦神社
祭神 / 猿田彦大神、大田命
創建 / 不明
猿田彦大神の子孫、宇治土公家が代々宮司を務める
住所 / ​三重県伊勢市宇治浦田2-1-10

佐瑠女神社
祭神 / 天宇受売命
創建 / 不明
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神宮鎮座地を求めこの地を訪れた倭姫命に、猿田彦は聖地を献じお伊勢さんが創建されます
お伊勢参りで時間が許せば訪れておく神社なのかも

そろそろ遅めのおやつの時間です
おかげ横町に戻ります




伊勢うどんを堪能し山口屋さんを出たのが11:30
相変らずの雨の中、徒歩で伊勢市駅のバスターミナルへ
1
伊勢市駅から内宮行のバスで5駅先の「微古館前」を目指す
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温かい車中で睡魔が襲い始めた頃にかみさんに呼び戻してもらう、時間にして15分のバス移動
外は相変らずの雨の中バスを降りる、バス停の前から倭姫宮(やまとひめのみや)の鳥居が見えている
内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中ほどにある倉田山に位置し倭姫命を祀る神社です
御幸道路は明治天皇の神宮行幸の際に車で参拝可能な道路を作る目的から倉田山を切り開いて造られた道です
・・・・・かみさんは御朱印目指しさっさと杜に消えたようです
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雨に霞む参道、訪れる参拝客は少ない様です、女性一人で回られているのが目に付く
幻想的な杜の中玉砂利の音が・・・・・ではなく、こちらはやたらとカラスの鳴き声が響き渡っています
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参道の右の石段を登ると参道の先に杜が開けて倭姫宮が視界に入る
倭姫宮は14の別宮のひとつ
祭神の倭姫命は垂仁天皇の皇女で日本武尊の叔母にあたり、日本武尊に熱田神宮の御神体「草薙の劔」を授けたと言われ、天照大御神を祀るに適した場所を探し求め、この伊勢の地と巡り合ったされます
伊勢神宮創建の功労者で神宮の多様な祭礼や儀式の礎を築いたが、倭姫命自信を祀る神社は無かった事から1921年(大正10)に皇大神宮別宮として創立された新しい御宮
神殿は他の別宮同様に茅葺切妻で平入りのシンプルで直線的なもの
倭姫宮
祭神 / 倭姫命
建立 / 1921年(大正10)
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宿衛屋で待つかみさんは既に御朱印を手に次に行くよ云わんばかりで待機中
裏参道から神宮微古館方向へ向かいます、上段は神宮微古館側の鳥居
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鳥居の真ん前が神宮微古館
初の私立博物館として1909年(明治42)創設された博物館らしい、一度も入館した事がないので
良くわからないけれど中身より外見の方がそそられます、時間さえあれば一回りしてみたいところ
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神宮微古館から左に歩き御幸道路に戻り、バスで4駅先の月讀宮へ向かいます
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倭姫宮からバスで5分程で中村バス停に到着、緩やかに下る坂を約5分程戻ります
やがて右側の杜が開け月讀宮の鳥居が見えて来ます
雨は小降りになってきたました、杜に包まれた参道を進むと木々の間から4つの社殿が見えて来ます
境内右から月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の別宮が横並びに鎮座します
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案内板に従い参拝していきます、静かな杜に拍手が響き渡ります
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参拝順に
上段左が月讀宮、右が月讀荒御魂宮
外宮別宮の月夜見宮と同じ月読尊が祭神で月の満ち欠けを教え暦を司る神様
下段左が伊佐奈岐宮、右が伊佐奈弥宮
祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊
日本の国土を形作り天照大御神、月読尊の親神が並んで鎮座しています
大きさは多少違う様に見えますが、千木、鰹木も瑞垣も同じ、一つずつにしてしまうとどれがどれやら

月読宮
祭神 / 月讀尊    伊弉諾尊、伊弉冉尊
創建 / 804年(延暦23)以前
月読荒御魂宮
祭神 / 月読荒御魂
創建 / 804年(延暦23)以前
伊佐奈岐宮
祭神 / 伊弉諾尊
創建 / 804年(延暦23)以前
伊佐奈弥宮
祭神 / 伊佐奈弥宮
創建 / 804年(延暦23)以前


月読宮の裏参道に向かうと鳥居の左の小高い場所にひっそりと鎮座するのが葭原神社
内宮の末社で田畑を守護する五穀豊穣の神、佐佐津比古命、宇加乃御玉御祖命、伊加利比賣命の三神が祀られる
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葭原神社
祭神 / 佐佐津比古命、宇加乃御玉御祖命、伊加利比賣命
創建 / 858年(天安2)以前
11.5
御朱印も頂き月讀宮を後にしてようやく中村バス停から内宮に向かう事に
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間もなく派手派手のバスがやってきた、伊勢駅前で見かけた電気バスです
車内はシートから内装までお子様には受けそうなデザイン
時間は14時前、雨も小降りになってきました

倭姫宮
住所 / ​伊勢市楠部町5
月読宮
住所 / 伊勢市中村町742-1

2019/02/06
かみさんの希望だったお伊勢さん参拝へ
伊勢神宮の混雑予測で今日は「普通」だったのでこの日に決定したけれど
現地の天気は生憎の雨予想
今一つ気分は下向き矢印、しかし電車移動です景色を眺めながら酒が飲める、雨は受入れよう上向き矢印
近鉄名古屋駅を8:10発の特急で一路伊勢市へ
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松阪を過ぎたあたりから車窓の外は雨、天気予報は良く当たるもんです
ここは午後から晴れの予報も当ってほしいものです
近鉄「伊勢市」駅到着は9:50
外宮行のバスは行ったばかり、目と鼻の先の外宮前までひと歩き
1.5
駅から外宮前までは徒歩10分程で到着、バス駐車場はガラガラ、海外からの観光客も見当たらない
意外にも空いている、混雑予測は信用できそうですよ
今日は急かされる事無く静かに参拝出来そう
1.7
静まり返った参道に玉砂利を踏みしめる音だけが響く
2
その先に雨で霞む豊受大神宮(正宮)が見えてくる、神聖な空間というか空気が漂う
昨年一年が平穏に暮らせた事に感謝し参拝
『豊受大神宮』
祭神 / 豊受大御神、衣食住、産業を司る
創建 / 478年(雄略天皇22)
唯一神明造りと呼ばれ、茅葺屋根、桧の素木を用いた切妻・平入りのシンプルで直線的な高床式社殿
20年に一度、古来より現在に続く式年遷宮が行われ、宮地変えを行い社殿や神宝を作り替えます
宮大工等の伝統技術を継承する意味からも重要な式典でもあります
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上段右『多賀宮』
亀石を渡り、左の小高い丘に続く98段の石段を上った頂きに鎮座します
祭神 / 豊受大御神荒御魂  
創建 / 478年(雄略天皇22)
上段左『風宮』
石段の手前左側に鎮座
祭神 / 級長津彦命、級長戸辺命  風雨を司る
創建 / 1293年(正応6)別宮に昇格
下段左『土宮』
石段の手前右側に鎮座
祭神 / 大土乃御祖神  宮域の地主神、宮川堤防の守護
創建 / 1128年(大治3)別宮に昇格
下段右 外宮入口に掲げられた外宮域案内図

外宮の4つの別宮のうち「月夜見宮」は北御門から「神道通り」を西に向かいます
3.5
「神道通り」は神様が通る道とされ、北御門前に建てられた道標と提灯が導いてくれます
雨は止んでくれませんね、肌寒く感じます、スキットルから酒をちびちび、暖を取ります
それにしてもかみさんの歩くペースは速い、御朱印パワーなのか?
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上段左『月夜見宮』鳥居
北御門から10分程歩いた突き当りです
下段左『月夜見宮』
祭神 / 月夜見尊、月夜見尊荒御魂 夜の神、月の神  
創建 / 1210年(承元4)別宮に昇格
上段右『月夜見宮』神域の左隅の古木の前に鳥居、その先にお狐様が
御朱印を書いて頂いている際に尋ねたところ、「お稲荷様です、地元の方が祀られたもので直接関係はない」との事
下段右 参道にはちらほらと梅も咲き始めました

想定していた時間よりは快調に巡れていますがそれにしても冷たい雨です
ここから歩いて5分程にある伊勢うどん「山口屋」を目指すことに
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山口屋へは11:20分到着、素朴なうどん屋の趣
暖かい店内、壁には色紙が多数飾られていて、メディアにも多く取り上げられるお店です
伊勢うどんのバリエーションが豊富で、伝統的な製法に拘った伊勢うどんを提供してくれます
揃って月見うどん(@600)を注文、一見辛そうに見える黒い汁ですが全くそんなことはありません
鰹の効いた出汁とふわふわの麺に卵が全体をマイルドにしてくれます
何より暖かいのが嬉しい、美味しく頂きました
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体も暖まったところで次の目的地、外宮と内宮の中間にある倭姫宮を目指します
一路、伊勢市駅に戻りバスで向かいます

外宮 / 三重県伊勢市豊川町
月夜見宮 / ​三重県伊勢市宮後1丁目3−19
山口屋 / ​三重県伊勢市宮後1丁目1−18

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