尾張のおじさんblog

こんにちは 地元名古屋を中心に身近な神社・仏閣、地元の歴史や街並みを紹介していきます

タグ:伊勢市

中村バス停から派手派手のバスに乗る事5分程で内宮に到着
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事前に調べた混雑予測「普通」は信用できそうです、駐車場のバスは意外に少ない
天候も傘をさすか迷う程度に雨が上がってきました、予報通り回復に向かっています
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鳥居左の内宮由緒書き
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内宮への入口、五十鈴川にかかる宇治橋の前で一礼
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宇治橋から眺める五十鈴川は雨の影響でささ濁り
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神苑から参道を進み御手洗場に向かっていきます
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御手洗場で清めを済まし、参道に戻ります、途中に右手進む道を少し行くと滝祭神に続きます
時間に余裕がある方は参拝されるといいのでは
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石段前から内宮、これほど空いた時に参拝するのは初めてかもしれない
ゆっくり参拝しお礼を伝える事が出来ました
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上段 御稲御倉 下段 外幣殿 
高床式の神明造り全貌が良く見てとれます
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上段 別宮 荒祭宮 祭神 / 天照大御神荒御魂
下段 神楽殿から奥の授与所方向の眺め
授与所の左向いに進むと別宮 風日祈宮へと続きます、御朱印待ちがあれば廻りたかったところ
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今回はかみさんの外宮・内宮の御朱印が優先
内宮全てを廻りきれませんがまた次回のお楽しみです
お伊勢さん、そこはいつ訪れても厳粛で特別な世界です
皇大神宮(内宮)
祭神 / 天照大御神
鎮座 / BC4年(垂仁天皇26)
住所 / 三重県伊勢市宇治館町1
10.5
かみさん満足、これで外宮・内宮含めて5枚の御朱印目標を達成
次はおかげ横丁と猿田彦神社に向かいます
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宇治橋から右に進めばおかげ横丁
通りは人で溢れる苦手なシチュエーション
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随分とオシャレな店が増え、食べ歩きが楽しめる通りになっています
伊勢角谷麦酒の地ビールとカキフライに吸い寄せられ燃料補給、お疲れ様の乾杯!
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上段 伊勢萬内宮前酒造場でおかげさま原酒を一杯、これが美味しくて買って帰りたかったが、残念ながら在庫なし
下段 豚捨、ユニークな店名ですが明治から続く老舗の精肉店で食事処
店頭販売のコロッケとミンチカツに魅かれたかみさん、どちらにするか悩んで決めきれない
「半分食べるよ、両方買えば」の一言で問題解決、揚げたては美味い!
どちらも味わう事が彼女の好奇心も満たされ満足〃
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お腹もいっぱい一休みしたいところですが一旦おかげ横丁を離れ猿田彦神社へ
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豚捨​からおはらい通りを北に向かい、県道32号線の宇治浦田町交差点まで徒歩10分程
交差点前方の右側の杜が猿田彦神社です
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県道沿いに建つ社号標と由緒書き
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凛々しく胸を突出す苔むした狛犬達
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上段 境内右にさざれ石  下段 手水舎左の子宝池
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境内右の佐瑠女神社
天宇受売命は猿田彦のかみさん
天岩窟に籠った天照大御神を妖艶な舞いで再び呼び戻し、天津神と国津神の仲を取り持った神様でもある
縁結・俳優・神楽・技芸・鎮魂の祖神として崇められる
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上段 猿田彦神社鳥居から二重の破風を持った「さだひこ造り」と呼ばれる拝殿全景
下段 佐瑠女神社から見た拝殿から本殿、右の参道から本殿を回り込み神田までつながります

啓開の大神を祀る事から境内には縁起のいい八のものが多く奉納されています
鳥居から始まり、方位石、佐瑠女神社本殿・・・・・八を探して行くのも面白いかも
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切妻妻入りの本殿を眺めながら左に回り込むと神田が広がります
猿田彦神社
祭神 / 猿田彦大神、大田命
創建 / 不明
猿田彦大神の子孫、宇治土公家が代々宮司を務める
住所 / ​三重県伊勢市宇治浦田2-1-10

佐瑠女神社
祭神 / 天宇受売命
創建 / 不明
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神宮鎮座地を求めこの地を訪れた倭姫命に、猿田彦は聖地を献じお伊勢さんが創建されます
お伊勢参りで時間が許せば訪れておく神社なのかも

そろそろ遅めのおやつの時間です
おかげ横町に戻ります




伊勢うどんを堪能し山口屋さんを出たのが11:30
相変らずの雨の中、徒歩で伊勢市駅のバスターミナルへ
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伊勢市駅から内宮行のバスで5駅先の「微古館前」を目指す
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温かい車中で睡魔が襲い始めた頃にかみさんに呼び戻してもらう、時間にして15分のバス移動
外は相変らずの雨の中バスを降りる、バス停の前から倭姫宮(やまとひめのみや)の鳥居が見えている
内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中ほどにある倉田山に位置し倭姫命を祀る神社です
御幸道路は明治天皇の神宮行幸の際に車で参拝可能な道路を作る目的から倉田山を切り開いて造られた道です
・・・・・かみさんは御朱印目指しさっさと杜に消えたようです
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雨に霞む参道、訪れる参拝客は少ない様です、女性一人で回られているのが目に付く
幻想的な杜の中玉砂利の音が・・・・・ではなく、こちらはやたらとカラスの鳴き声が響き渡っています
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参道の右の石段を登ると参道の先に杜が開けて倭姫宮が視界に入る
倭姫宮は14の別宮のひとつ
祭神の倭姫命は垂仁天皇の皇女で日本武尊の叔母にあたり、日本武尊に熱田神宮の御神体「草薙の劔」を授けたと言われ、天照大御神を祀るに適した場所を探し求め、この伊勢の地と巡り合ったされます
伊勢神宮創建の功労者で神宮の多様な祭礼や儀式の礎を築いたが、倭姫命自信を祀る神社は無かった事から1921年(大正10)に皇大神宮別宮として創立された新しい御宮
神殿は他の別宮同様に茅葺切妻で平入りのシンプルで直線的なもの
倭姫宮
祭神 / 倭姫命
建立 / 1921年(大正10)
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宿衛屋で待つかみさんは既に御朱印を手に次に行くよ云わんばかりで待機中
裏参道から神宮微古館方向へ向かいます、上段は神宮微古館側の鳥居
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鳥居の真ん前が神宮微古館
初の私立博物館として1909年(明治42)創設された博物館らしい、一度も入館した事がないので
良くわからないけれど中身より外見の方がそそられます、時間さえあれば一回りしてみたいところ
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神宮微古館から左に歩き御幸道路に戻り、バスで4駅先の月讀宮へ向かいます
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倭姫宮からバスで5分程で中村バス停に到着、緩やかに下る坂を約5分程戻ります
やがて右側の杜が開け月讀宮の鳥居が見えて来ます
雨は小降りになってきたました、杜に包まれた参道を進むと木々の間から4つの社殿が見えて来ます
境内右から月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の別宮が横並びに鎮座します
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案内板に従い参拝していきます、静かな杜に拍手が響き渡ります
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参拝順に
上段左が月讀宮、右が月讀荒御魂宮
外宮別宮の月夜見宮と同じ月読尊が祭神で月の満ち欠けを教え暦を司る神様
下段左が伊佐奈岐宮、右が伊佐奈弥宮
祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊
日本の国土を形作り天照大御神、月読尊の親神が並んで鎮座しています
大きさは多少違う様に見えますが、千木、鰹木も瑞垣も同じ、一つずつにしてしまうとどれがどれやら

月読宮
祭神 / 月讀尊    伊弉諾尊、伊弉冉尊
創建 / 804年(延暦23)以前
月読荒御魂宮
祭神 / 月読荒御魂
創建 / 804年(延暦23)以前
伊佐奈岐宮
祭神 / 伊弉諾尊
創建 / 804年(延暦23)以前
伊佐奈弥宮
祭神 / 伊佐奈弥宮
創建 / 804年(延暦23)以前


月読宮の裏参道に向かうと鳥居の左の小高い場所にひっそりと鎮座するのが葭原神社
内宮の末社で田畑を守護する五穀豊穣の神、佐佐津比古命、宇加乃御玉御祖命、伊加利比賣命の三神が祀られる
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葭原神社
祭神 / 佐佐津比古命、宇加乃御玉御祖命、伊加利比賣命
創建 / 858年(天安2)以前
11.5
御朱印も頂き月讀宮を後にしてようやく中村バス停から内宮に向かう事に
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間もなく派手派手のバスがやってきた、伊勢駅前で見かけた電気バスです
車内はシートから内装までお子様には受けそうなデザイン
時間は14時前、雨も小降りになってきました

倭姫宮
住所 / ​伊勢市楠部町5
月読宮
住所 / 伊勢市中村町742-1

2019/02/06
かみさんの希望だったお伊勢さん参拝へ
伊勢神宮の混雑予測で今日は「普通」だったのでこの日に決定したけれど
現地の天気は生憎の雨予想
今一つ気分は下向き矢印、しかし電車移動です景色を眺めながら酒が飲める、雨は受入れよう上向き矢印
近鉄名古屋駅を8:10発の特急で一路伊勢市へ
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松阪を過ぎたあたりから車窓の外は雨、天気予報は良く当たるもんです
ここは午後から晴れの予報も当ってほしいものです
近鉄「伊勢市」駅到着は9:50
外宮行のバスは行ったばかり、目と鼻の先の外宮前までひと歩き
1.5
駅から外宮前までは徒歩10分程で到着、バス駐車場はガラガラ、海外からの観光客も見当たらない
意外にも空いている、混雑予測は信用できそうですよ
今日は急かされる事無く静かに参拝出来そう
1.7
静まり返った参道に玉砂利を踏みしめる音だけが響く
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その先に雨で霞む豊受大神宮(正宮)が見えてくる、神聖な空間というか空気が漂う
昨年一年が平穏に暮らせた事に感謝し参拝
『豊受大神宮』
祭神 / 豊受大御神、衣食住、産業を司る
創建 / 478年(雄略天皇22)
唯一神明造りと呼ばれ、茅葺屋根、桧の素木を用いた切妻・平入りのシンプルで直線的な高床式社殿
20年に一度、古来より現在に続く式年遷宮が行われ、宮地変えを行い社殿や神宝を作り替えます
宮大工等の伝統技術を継承する意味からも重要な式典でもあります
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上段右『多賀宮』
亀石を渡り、左の小高い丘に続く98段の石段を上った頂きに鎮座します
祭神 / 豊受大御神荒御魂  
創建 / 478年(雄略天皇22)
上段左『風宮』
石段の手前左側に鎮座
祭神 / 級長津彦命、級長戸辺命  風雨を司る
創建 / 1293年(正応6)別宮に昇格
下段左『土宮』
石段の手前右側に鎮座
祭神 / 大土乃御祖神  宮域の地主神、宮川堤防の守護
創建 / 1128年(大治3)別宮に昇格
下段右 外宮入口に掲げられた外宮域案内図

外宮の4つの別宮のうち「月夜見宮」は北御門から「神道通り」を西に向かいます
3.5
「神道通り」は神様が通る道とされ、北御門前に建てられた道標と提灯が導いてくれます
雨は止んでくれませんね、肌寒く感じます、スキットルから酒をちびちび、暖を取ります
それにしてもかみさんの歩くペースは速い、御朱印パワーなのか?
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上段左『月夜見宮』鳥居
北御門から10分程歩いた突き当りです
下段左『月夜見宮』
祭神 / 月夜見尊、月夜見尊荒御魂 夜の神、月の神  
創建 / 1210年(承元4)別宮に昇格
上段右『月夜見宮』神域の左隅の古木の前に鳥居、その先にお狐様が
御朱印を書いて頂いている際に尋ねたところ、「お稲荷様です、地元の方が祀られたもので直接関係はない」との事
下段右 参道にはちらほらと梅も咲き始めました

想定していた時間よりは快調に巡れていますがそれにしても冷たい雨です
ここから歩いて5分程にある伊勢うどん「山口屋」を目指すことに
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山口屋へは11:20分到着、素朴なうどん屋の趣
暖かい店内、壁には色紙が多数飾られていて、メディアにも多く取り上げられるお店です
伊勢うどんのバリエーションが豊富で、伝統的な製法に拘った伊勢うどんを提供してくれます
揃って月見うどん(@600)を注文、一見辛そうに見える黒い汁ですが全くそんなことはありません
鰹の効いた出汁とふわふわの麺に卵が全体をマイルドにしてくれます
何より暖かいのが嬉しい、美味しく頂きました
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体も暖まったところで次の目的地、外宮と内宮の中間にある倭姫宮を目指します
一路、伊勢市駅に戻りバスで向かいます

外宮 / 三重県伊勢市豊川町
月夜見宮 / ​三重県伊勢市宮後1丁目3−19
山口屋 / ​三重県伊勢市宮後1丁目1−18

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