奈良県橿原市  橿原神宮
「親謁の儀」に訪れる天皇、皇后両陛下を一目見ようとかみさんとお祖母ちゃん二人が訪れた。
おやじは会社、置き去りである。
とは言え、lineで送られて来た写真からこれを書いている。

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初代天皇とされる神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命を祀るため、神武天皇が即位した橿原宮があったと云われるこの地に、明治天皇により、1890年(明治23)に官幣大社として創建されたのが橿原神宮。
なので伽藍自体は新しい。
一ノ鳥居から参道の眺め、観光客は少ない。
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翌日(27日)に初代天皇とする神武天皇陵に天皇、皇后両陛下の参拝、即位の礼と大嘗祭が終わったことを報告する「親謁の儀」に向け境内は特別な雰囲気が漂う。
警備も厳しくなり、ツアーは多分に避けた様に思われます。
とは言え女二人、「今日は参拝してもいいんですかぁ?」とか言いながらササッと
怪しいおやじ一人だときっと対応が違うのかも知れない?
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外拝殿
そんなタイミングだからなのか送られた来た絵には人の写り込みのない物ばかり。
普通は避けるこのタイミング、意外と有りなのか?
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外拝殿から内拝殿
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橿原神宮の北に接し、畝傍山の北東の麓にあたる神武天皇陵。
初代天皇とされる神武天皇(在位/前660年~前585年)は、日向地方から瀬戸内海を東に進んで難波に上陸したとされます。
その際、生駒の豪族に阻まれ、南下して熊野に進路を変えました、そこで3本足の「八咫烏」と出会い、カラスに導かれ、吉野の険しい山を越えて大和に入り、大和地方を平定しました。
その後の紀元前660年に橿原宮で即位、初代の天皇になりました。
27日に天皇、皇后両陛下が初代天皇の神武天皇に、即位に伴う一連の儀式が終わったことを報告する「親謁の儀」に訪れます。

儀式前日、陵の前には幕が張られ、準備に余念がありません。
神武天皇陵は周囲約100㍍、高さ5.5㍍の広い植え込みと、幅約16㍍の周濠をめぐらせた円丘。
厳重に警備されているかと思っていたが、さほどではなさそう。

こちらで参拝の後、橿原駅方向に到着される陛下を一目見ようと沿道に向かったようです。
TVで見る祝賀パレードの様子など、すごい人垣を想像しますが、警官により沿道の列も2列程度に整えられ「陛下の姿もよく見る事が出来た」そうな。
待ちの時間は誘導の警官が面白おかしく場をつないでくれたり、陛下が通られる際には後列に廻るなど気を使ってくれたそうです。
かみさんから先導の車に貼られる謎の表示も聞いて良くわかった。
Aが付いた車が通ると15分前、Bは10分前、3が3分前、1が1分前と見る物らしい。
それ以外に0が付いた車両が存在します、「0」が通り過ぎるまではその場から動いてはいけない様です。
それが終わると警官が国旗を回収してくれるようです。
もちろん持ち帰りもOK。
土産に持ち帰ってきてもらいました。


以前からの素朴な疑問
お迎えの時に振る手旗はどうやって手に入れる?
日本国旗協会のボランティアが配布しているようで、稀に日本会議の配布もある様です。
我が家から国旗がなくなって何十年、頂戴した手旗は祝日に掲げて見ようか?
no title
橿原神宮御朱印帳 simpleで好感が持てます。
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御朱印
橿原神宮
創建 /  1890年(明治23年)
祭神 /  神武天皇、媛蹈鞴五十鈴媛命
住所 /  ​奈良県橿原市久米町934
アクセス /   近鉄名古屋・大阪線 名古屋⇒大和八木⇒樫原神宮前⇒徒歩10分(橿原神宮)